[StepMania] Commandについて

StepManiaのテーマやBGAnimationで使用するCommandについて。

仕様

StepManiaのCommandの構文は次の通り。

Command=Command-1[,Command-1-Parameter,...];Command-2...

このようにコマンド、半角カンマ、コマンドのパラメータ、半角セミコロンという書き方が基本となる。

通常のコマンド

StepManiaのCommandで用いる通常のコマンドは次の通り。

コマンド 説明 パラメータ
horizalign X軸(水平方向)の座標を取り扱う際の基準位置を指定。 leftは左端、centerは中央、rightは右端。指定しない場合はcenterの扱い(StepMania-3.9で確認)。
horizalign Y軸(垂直方向)の座標を取り扱う際の基準位置を指定。 topは上端、middleは中央、bottomは下端。指定しない場合はmiddleの扱い(StepMania-3.9で確認)。
x X座標の指定。 X座標のピクセル値。
y Y座標の指定。 Y座標のピクセル値。
addx 現在のX座標を基に相対的なX座標を指定。 加算するX座標のピクセル値。負の値も指定可能。
addy 現在のY座標を基に相対的なY座標を指定。 加算するY座標のピクセル値。負の値も指定可能。
rotationx X軸を基準に回転(水平回転)。 度数。
rotationy Y軸を基準に回転(垂直回転)。 度数。
rotationz Z軸を基準に回転(奥行回転)。 度数。
zoom 縦横比を変えずに拡大・縮小。 倍率。1が等倍で値が大きいほど拡大。
zoomx X軸方向に拡大・縮小。 倍率。1が等倍で値が大きいほど拡大。
zoomy Y軸方向に拡大・縮小。 倍率。1が等倍で値が大きいほど拡大。
zoomtowidth 指定したピクセル値の幅になるよう拡大・縮小。 幅のピクセル値。
zoomtoheight 指定したピクセル値の高さになるよう拡大・縮小。 高さのピクセル値。
diffuse 色の指定。 RGBAの順で4つの値を指定。値の範囲はそれぞれ0~1。値が小さいほど色味が抜ける。
diffusealpha 透明度(アルファ値)の指定。 アルファ値。0~1の範囲で指定。値が小さいほど透明になる。
hidden レイヤーの表示状態。 表示状態。0は表示、1は非表示。
hibernate レイヤーを非表示とし、指定した時間が経過した時に表示する。 レイヤーを表示するまでの待機時間(秒)。

トゥイーンアニメーションのコマンド

StepManiaのCommandを利用してトゥイーンアニメーションを作成する場合に用いるコマンドは次の通り。

コマンド 説明 パラメータ
sleep 指定した時間だけ動作を停止。 停止時間(秒)。
linear 一定の間隔で次のコマンドの状態まで変化。 変化時間(秒)。
accelerate 低速から始まり徐々に加速する形で次のコマンドの状態まで変化。 変化時間(秒)。
decelerate 高速から始まり徐々に減速する形で次のコマンドの状態まで変化。 変化時間(秒)。
bouncebegin 最初に一瞬だけ指定と逆の状態になり、その後に次のコマンドの状態まで変化。見かけ上は最初にバウンドしたように見える。 変化時間(秒)。
bounceend 次のコマンドの状態より少し過剰に変化した後、すぐに指定の状態に変化。見かけ上は最後にバウンドしたように見える。 変化時間(秒)。