『Bootstrap 5』に関するまとめ

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『Bootstrap 5』に関する情報のまとめ。

IEのサポート終了、jQueryの削除といった大幅な変更あり。

リリース日時

『Bootstrap 5』のリリース日時は未定。

2020年の春頃と予想しているサイトはあるが、Bootstrapの公式からの発表はない。

脱IE

『Bootstrap 5』はIEのサポートを終了する、脱IEになる模様。

情報のソースはBootstrapの公式Twitterより。

このツイートを日本語に訳すと、『Bootstrap 5』はIEのサポートを止めるという内容になる。

IEに関しては次の要因からサポートを終了したと考えられる。

  • IEの開発元であるMicrosoftが『Internet Explorer の今後について』で使用を控えるように呼びかけている。
  • 他のブラウザが対応している新しい技術に対応していない。

なお、諸事情でIEをサポートする必要がある場合については、Bootstrapの公式Twitterで次のようなツイートをしている。

このツイートを日本語に訳すと、次のようになる。

  • IE8とIE9のサポートが必要な場合は『Bootstrap 3』を使う。
  • IE10/11のサポートが必要な場合は『Bootstrap 4』を使う。
  • IEのサポートが必要ない場合は『Bootstrap 5』を使う。

脱jQuery

『Bootstrap 5』はjQueryに依存しない、脱jQueryを果たしたフレームワークになる模様。

ソースはBootstrapの公式Twitterにてツイートされた次の内容より。

上記のツイートで『Bootstrap 5』ではjQueryを削除した、と書かれている。

jQueryが削除された理由は次の要因と考えられる。

  • JavaScriptの進歩により標準(バニラJS)で出来ることが増えている。
  • Angular、React、Vue.jsといったフレームワークと相性が悪い。

なお、この件は『Bootstrap 5』がjQueryに依存しないというだけであり、『Bootstrap 5』とjQueryを併用する事自体は問題ないと考えられる。

SVGアイコンの提供

『Bootstrap 5』ではSVGアイコンのライブラリが提供される。

このアイコンライブラリは単独での使用にも対応している。

詳細は『Bootstrap Icons』を参照。

ドキュメントが『Jekyll』から『Hugo』で書き直される

『Bootstrap 5』の公式サイト(ドキュメント)について、静的サイトジェネレーターを『Jekyll』から『Hugo』へ変更。